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風と雪

和泉敏之のブログ

妄想

意味と物語に関する断片的思考(記号論を手がかりに)

以前、「意味」概念についてルーマンの理論をベースに駄文を書きましたが、まだまだ勉強不足だということを痛感しています。彼の理論は私の知性を遥かに超えており、何度も読み込まないと自身の内面に落とし込めないということが分かりました。 そこで今回、…

ある2つの会社

昔、日本に倒産の危機にある2つの会社がありました。それぞれの会社の社長はこう社員に語りかけます。 A社の社長 「どうすればいいか考えろ!」 結果、A社はすぐに倒産したそうです。一方、B社の社長はこう社員に語りけます。 B社の社長 「考えるな! 動け!…

サルにはなりたくない。

かつて「さよなら人類」という曲がありました。 初めて聞いた時は、何をふざけているのか? と思いましたが、この曲は紛れもない「反戦ソング」でした。 長い歴史の中で、人類学者はアルカイックな地域を研究して、そこから浮かび上がるものを「人類」ととし…

善く生きること――ソクラテスから学べること

最近、これまで勉強していなかったソクラテスについて勉強を始めました。 ソクラテスは哲学の祖先的存在とも言われるように、「古い」のですが、彼が言っていたことは現代の世の中にもつながることがあることに気づきました。 私が注目している数学者の方も…

当事者を「生きる」-「当事者研究」について考えたこと

研究手法として、「当事者研究」というものがあります。数値で測れない人間の「質」を問う研究手法です。 従来、英語教育の世界では、量的研究をはじめとした数値で測る物差しがメインストリームでしたが、近年世界的な傾向である「質的ターン」や「ナラティ…

世界平和へのカギ-自律的学習者とユニバーサルデザイン-

世界平和とは何なのでしょうか? これまでこの問題について多くの議論がなされてきました。 世界史を見てみると、世界の歴史は「戦いの歴史」だったと言われています。現代にいたるまで、「平和」と呼べる世界情勢だったことはありません。 「平和」の定義が…

「主体性」について

私は一時期、アクティブラーニングに関するブログを運営していましたので(現在、そのブログの権利を私は持っていません)、アクティブラーニングにおける「主体性」について妄想したことがありました。 「主体的に動け!」「自分で考えろ!」とはよく聞かれ…

情報と知識-物語というプロセス-

最近、「情報」と「知識」を弁別して考える必要があると考えるようになりました。生徒に指導する際、これらを区分けしないと上手くいかないと思うようになったからです。 情報とは、乱暴に言えば、事実の集合体のことです。言語を中心とした情報は世の中に恐…

不安定なコミュニケーション

拙著『教師に向けた「輝く英語教育を夢見て」』でも書いたことですが、英語教育における「コミュニケーション」は安定性より不安定性を重視すべきではないかと考えています。 英語教育におけるコミュニケーション観は「伝わる」あるいは「伝えなければならな…

教育とイマジネーション

私も30歳になり、20代の頃とは教育観が少し変わってきているのを実感しています。 最近、特に心掛けていることは「10年後の生徒に語りかけること」です。 これは大塚謙二先生の『教師力をアップする100の習慣』に書かれてあって、印象深かったことです。 今…